ピルを服用することで妊娠を防ぐことができます。しかし、その効果を高めるにはピルの飲み忘れに注意することが必要となります。こちらでは、ピルの服用方法や、妊娠のメカニズムについて説明していきます。

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低用量ピルのトリキュラーは副作用が少ない?

低用量ピルのトリキュラーは副作用が少ないと言われています。
低用量ピルであるトリキュラーは、避妊の効果をもった経口避妊薬の一つで適正に使用すれば非常に高い避妊効果を得ることができます。
日本でも最もよく利用されている低用量ピルであり、病院でも処方されることが多いものです。
そのため、トリキュラーは、実績と安全性も非常に高いと言えます。

トリキュラーは3相性ピルに属しており、服用する錠剤が3種類に分かれています。
3相性ピルとは、低用量ピルに含まれている黄体ホルモンが3段階に漸増していくもののことを言います。
3相性ピルは服用し続けることによって、徐々に女性ホルモンの自然なホルモンバランスに近くなるように変化していくことから、不正出血が起こりにくいと言われています。
この点が、低用量ピルの中でもトリキュラーが副作用が少ないと言われる特徴の一つです。
ただし、トリキュラーに限らず低用量ピルを服用すると副作用として血栓症のリスクが伴います。
その他にも、吐き気、頭痛、乳房痛などの副作用が出る場合もあります。
吐き気や頭痛、乳房痛などの副作用の程度については個人差があります。

トリキュラーの成分には、黄体ホルモンとしてレボノルゲストレルが、卵胞ホルモンとしてエチニルエストラジオールが含まれています。
トリキュラーに含まれるこのレボノルゲストレルとエチニルエストラジオールが排卵を促すホルモンの分泌を抑制し、子宮内膜を変化させることで妊娠を防ぎます。
また、子宮頸管の粘液を変化させ、精子の侵入を防ぐという効果もあります。

トリキュラーには21錠入りのものと28錠入りのものがあり、前者の場合には21日間毎日1錠ずつ服用して、22日目から7日間は薬の服用をやめます(休薬期間)。
その後、29日目になったら生理の有無に関わらず、新しいシートで一錠ずつ服用していきます。
後者の場合には、21日目分までは避妊に有効な成分が入った錠剤を服用しますが、最後の7日間はプラセボ錠という偽薬を服用します。
プラセボ錠を服用することで飲み忘れを無くすことができるというメリットがあります。

トリキュラー服用後に血栓症を発症したら注意が必要

トリキュラーを服用した後に血栓症が発症した場合には注意が必要です。
血栓症とは、正式名称で言うと、「静脈血栓塞栓症」のことを言います。
この血栓症は、血管の中で血が固まってしまい、詰まってしまう病気です。
血栓ができる場所によっては、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こすこともある重大な疾患です。
血栓ができてしまった場所によって、命に関わる危険な状況を生み出すことがあることをしっかりと認識する必要があります。

トリキュラーに含まれている成分である卵胞ホルモンには血液を固めやすくする作用があります。
これが原因となって血栓症を発症する可能性があります。
この副作用はトリキュラーに限らず、全ての低用量ピルがもっている副作用です。

トリキュラーを服用している際に次のような症状が出た場合には、血栓症の可能性があるため、すぐに医師に相談するようにすることが大切です。
息切れ、鋭い胸の痛み、手足の脱力や痺れ、突然の頭痛、突然の舌のもつれ、失神、視力障害などが血栓症の疑いがある諸症状です。
血栓症は初期の状態で発見し、迅速に対応することが大切です。
自分ではどうにもできないので病院で治療してもらうことになります。

そのため、トリキュラーを服用後に血栓症を発症したら、トリキュラーの服用をやめる必要があります。
血栓症を発症した場合には、トリキュラーだけでなく、低用量ピルの服用自体をやめなければなりません。
トリキュラーをはじめ、低用量ピルを服用することによって血栓症になりやすい方は、喫煙者、肥満者、高齢者が挙げられます。
低用量ピルを服用することで血栓症になるリスクについては、しっかりと医師や薬剤師からそのリスクについて説明を受けておくことが大切です。

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